還付金のこと

2022/03/21
「還付金」と聞くと、オレオレ詐欺の手口でよく使われる言葉に感じてしまいそうですが、本来の還付金のお話です。つまり、いったん納付された税金について、納め過ぎや減免が生じた場合に、納税者に返還される金銭のことです。

〇自宅で「確定申告書」を作成しました
2021(令和3)年の確定申告が終わってほっとしている皆さん、お疲れ様でした。
私は2020(令和2)年まで勤務先で年末調整等をしており、寄附金特別控除のみ、税務署に予約して控除申請を行っていました。これは、端末機の申請画面に自身で入力しますが、職員の方が1対1で丁寧にサポートしてくれるので、悩むことなく楽に終わります。
「これで、来年からは自宅パソコンから入力できますよ!」昨年の控除申請時に、税務署で強くそう勧められたこともあって、今年は、国税庁ホームページ【確定申告書等作成コーナー】を利用して、自宅パソコンでチャレンジしてみました。


(税務署への提出方法)
〇説明内容を理解するよりは、ずっと早い!
マイナンバーカード読取対応のスマートフォンがあればさらに簡単のようですが、私は個別項目を入力、印刷して提出する方法で行いました。
収入の他、以下の関係領収書類を全部そろえて、いざ!
・実家の売却による不動産の譲渡所得
(居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例)に該当
・生命保険料控除
・寄付金特別控除
特に、「不動産の譲渡所得が特別控除の特例に該当するか」などは、国税庁の該当項目の説明を読んで理解するのは本当に難しいです。でも、この【確定申告書等作成コーナー】では該当者かどうか、YES/NOで確認できるチェックリストが事前に開きます。そのリストで項目を選択し、OKなら入力画面が開くので、わかりやすかったです。
・・・とはいえ、確認しながら、チェックリストを行きつ戻りつし、半日がかりの作業になってしまいました。

〇還付金振込は、早い!
印刷した確定申告書、指定された関係領収書類、マイナンバーカード(写し)などを郵送すると、2週間程度で指定金融機関の口座に還付金が振込されました。やった!
それは、小学生時代に花丸印の「たいへんよくできました」をもらったような気分でした。
次回は、もっと早くできるようになっているはず・・だといいのですが。
=プロフィール=
プラン行政書士事務所  代表行政書士  中西浩子
日本で暮らしたい、農業をはじめたい
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