我が家のお酒の一押しは、日本酒です。なかでもよく飲む「男の酒、赤城山」は、地元群馬県みどり市の近藤酒造で造られています。今回は、その近藤酒造の酒蔵見学で、社長の近藤雄一郎さんにもお話を伺いましたので、ご紹介します。
1 こだわりの水と米
2 絞りたて、いただきます!
3 SDGsの取組
(写真1:近藤酒造の建物)
1 こだわりの水と米
酒造見学で中に入ってすぐにあるのは、創業の1875(明治8)年から使用しているという井戸です。まずは井戸のお水を1杯!恭しく頂きました。ここで汲み上げられた赤城山の伏流水が、あの「男の酒、赤城山」になる・・・と、日本酒ができるまでの工程をお聞きしました。
(写真2:酒蔵の井戸)
次は、米の保管庫ですが、酒造好適米「五百万石」や「山田錦」、「雄町」など、特性を生かした日本酒になります。近藤酒造では、地域と連携し、耕作放棄地を活用して栽培した酒米も原料に使用されています。
(画像2:酒造りの様子)
2 絞りたて、いただきます!
蒸した米を発酵させ、酵母タンクへ移したものを、階段を上がってタンクの上から見せていただきました。作業は毎日行われていて、この時もちょうどかき混ぜているところでした。
(写真3:かくはん作業中)
私たち見学の一行は、運良く酒粕を絞り機に通した大吟醸の、火入れ前のお酒を試飲させていただくことができました。
(写真4:鉸り機の前で試飲)
すこし微炭酸のような“しゅわ″とした感じがありますが、馥郁とした香りとまろやかさが何とも言えない美味しさで「もっと、いけるわ・・」と、ついついおかわり。そのほかにも、豊富なラインナップから、作り手の方のお勧めのコメントを伺いながら、あれこれと試すことがでて、酒蔵ならでの体験でした。
(写真5:どれもお勧め!)
3 SDGsの取組
近藤酒造では、地域雇用の創出として、群馬県みどり市酒米推進協議会など地域と連携し、耕作放棄地を活用し栽培した酒米を原料に、生産すべてをみどり市内で完結した、赤城山 純米吟醸酒「山紫」を2018年から販売しています。さらにみどり市出身の詩画作家、星野富弘氏の作品「たんぽぽ」をラベルにしてオールみどり市産を実現しています。
また、赤城山特別純米酒「花紫」も、星野富弘氏の詩画をあしらったラベルです。
社長からお聞きしたところ、「山紫」は、地元の桐生高校の校歌、「花紫」は桐生女子高校の校歌の一節から取ったものだとのことで、ネーミングも地産地消でしたね。
(写真6:山紫と花紫)
最後に
6代目の近藤雄一郎社長は、酒造りはもちろんですが、地元の商工会をはじめ、地域プロジェクトで酒造好適米の栽培にも尽力され、「日本酒」を核とした事業経営者として、ご活躍されています。人と人を繋ぎ、水・農地を守り、持続的に酒蔵を発展させていくSDGsの取組にも、センスが「きらり!」と光る方でした。
(写真:近藤社長と)